ダンジョン誌(Dungeon Magazine)掲載シナリオの総集編2(ネタバレあり)

Age of Worms Adventure Pathシリーズの第2話"The Three Faces of Evil"のまとめの後半です
なお、これを書くにあたりDMのプレイレポートを参考にさせていただきました
僕らの歴史を残してもらっていたDMには、改めて感謝です


ちなみに昨日、「Age of Worms Adventure Pathシリーズのレポートは、日本語ではどこにもないらしい」と書きましたが
うちらのPLの一人が日記に書いており、ここが初ではありません
まあ、プレイグループ単位で言うなら本邦初でしょうけど




前回逃がした敵の密告で、賄賂を渡していたことがばれたようで、リアル1時間交渉の末、入場100gp、戦利品5%で決着をつけました


あと、わかりにくいのかもしれませんがPLの順番は全部同じだったりします
すなわち、
ロビン11(+2)(ほぼ出ずっぱり)
ルーデル2→ローリー4→エキドナ1→ガーランド1→(ランス2)→サイザー4(+1)
アストラ1→レイサリー1→ケイガイ1→ベイル1→メリー・ケーン2→フローレス2→(フィンケル2)→ジャマル3(+1)→センガ2
の3人と
ヒルダ1→フェイ1→アナスタシア2→ハル・ヒディング2→(ルイズ・ウォー→ニキ)→シャルロッテ・ホルスター4
の僕を含む4人はレギュラーメンバーです
後ろの数字はシナリオに参加した回数、()付きの名前は途中にやった別シナリオに参加したPCです
ア・ラ・モードとロック、サー・キュラーがそれぞれ別の人
アラミル・ナイロ2(+2)→オスカル2→ルネ2
が後半から新たに加わったレギュラーです


第7回
PC:ロビン:ハーフリング ドルイド4、エキドナ:エラン サイキックウォーリア3、フローレス:人間 ローグ1/ウィザード2、アラミル・ナイロ:エルフ ウィザード(占術師)3、ハル・ヒディング:人間 クレリック(ハイローニアス)3(僕 名前を続けて読むと……)
NPC:ロボ:ライディングドッグ ロビンの動物の相棒、エド・ハートマン:エラン ワイルダー2
おなじみの不意打ちも、エキドナの高機動高火力によって撃破します
そして補助魔法の効果が切れる前に前回全滅した地点にて、戦線が開かれます
やはりファイアボールのアイテムで後衛が瀕死(<軽業>で前衛を通りこされたらなあ…)、エキドナもマジックウィップに捕らわれ集中攻撃を受けて戦死しました
しかしウィザード2枚のマジックミサイルやロビンのサモン・ネイチャーズ・アライの連発によって、ようやく中ボスを含むケンクウを殲滅させます(1匹だけ逃しましたが)
隠し扉を発見し中を確認したところ、術者(推定ウィザード)2人に遭遇したため、ホールドポータルで逃げ切りました


第8回
PC:ロビン:ハーフリング ドルイド4、ガーランド:エラン モンク3、フローレス:人間 ローグ1/ウィザード2、ハル・ヒディング:人間 クレリック(ハイローニアス)3(僕)
NPC:ロボ:ライディングドッグ ロビンの動物の相棒、エド・ハートマン:エラン ワイルダー2
扉を開けた直後の入り組んだ通路は無人状態でした
前回遭遇したのがウィザードのため、サイレンスを使って倉庫→居住区と続く道を進みます
が、これは微妙に成功しないばかりか、逆に敵の援軍を求める声とかが聞こえずいまいちな戦術でした
生き残りケンクウとウィザード1人を倒したものの、非実体術者への攻撃手段を持たないガーランドが判断力を吸われて昏倒します
残りのPCも、援軍の術者やボスによるウェブ、デイズ、カラー・スプレー、スコーチングレイ、バーニング・ハンズ、ライトニング・ボルトによって壊滅状態に
生き残ったのはエドとロビン(HPマイナス領域も血が止まる)、ロビンの動物の相棒であるロボのみでした




あまりの消耗率の高さに、ここでレギュレーションが変更されます
今まで初期経験点が2500だったものを5000点にし、内輪レギュのイラスト、設定、ミニチュアによってそれぞれ+500することで4LVスタートになりました


そして気分転換(笑)に日本語シナリオ集A Seven-game Matchに掲載の「幽霊の正体見たり」と「スフィアパイクの扉」をやりました
幽霊は2回に分けて行われ、2回目は継続PCであるロビンを除いて死亡することに(僕は1回目でも死んだ)
だから、同じく継続PCのアラミル・ナイロもここで死んでいます


スフィアパイクは僕がDMをやったんですが、われらがDMの操るPCに対するリアル交渉に負けてシナリオ想定外の報酬を渡す羽目に(笑)
僕がやる交渉術は同じ会社の人間に対してのもののみであるため、対外交渉には向いていない模様です




第9回
PC:サイザー:エラン モンク4、ジャマル:人間 ローグ1/ウィザード3、オスカル:ドワーフ バーバリアン2/ローグ2、シャルロッテ・ホルスター:人間 クレリック(ハイローニアス)3(僕)
NPC:ロボ:ライディングドッグ ロビンの動物の相棒、エド・ハートマン:エラン ワイルダー3
敵がウィザードのため、全員にレジスト・エナジー火を使うというマンチっぷりからスタートします
前回使った倉庫経由とは別の通路を使い、サイザー(モンク4だから魔法攻撃扱い)と後衛の魔法で非実体術者を2ターンで撃破です
ザコ術者とボスのサモン3で出てきたフィーンディッシュ・センチピードはサイザーが担当し、サモン2(多分)のフィーンディッシュ・ダイア・エイプはサー・キュラーとエドが倒します
そして、ボスの呪文を潰すために前進したエドが、センチピード(≪呪文持続時間長大化≫付き)の攻撃とボスのとどめで戦死します
が、反撃はそこまでで、囲まれたボスは自殺をしました
エドは戦利品を売ったお金で蘇生させました


第10回
PC:ロビン:ハーフリング ドルイド6、サイザー:エラン モンク4、ジャマル:人間 ローグ1/ウィザード3、オスカル:ドワーフ バーバリアン2/ローグ2、サー・キュラー:パラディン4、シャルロッテ・ホルスター:人間 クレリック(ハイローニアス)3(僕)
NPC:ロボ:ライディングドッグ ロビンの動物の相棒、エド・ハートマン:エラン ワイルダー2
最後の何も描かれていない扉を開けると、そこは自然洞窟でした
移動力が2倍かかるため突撃ができず、突撃特化のオスカルは自身のアイデンティティ崩壊の危機に晒されます
最初の広場でグリムロック3体に襲われるも、2体撃破1体逃走という戦果をあげます
奥の部屋にクレンシャーと逃げたグリムロック、さらに別のグリムロックがおり、クレンシャーの威嚇にオスカルとシャルが失敗し、逃走します
オスカルは奥のがけで<登攀>判定に失敗し、さらに崖の向こう側にいたグリムロック2体の集中砲火を受けて戦死です
しかしサイザーの≪壁走り≫を駆使した高機動高火力とロビンのサモン2により、敵は掃討されました


仲間が一人死んだものの、未踏破のダンジョンをたった1人の損害だけで切り抜けたことに狂喜するPLが印象的でした(1、2、6、8回あたりで比較)
いや、率先して喜んでたのは僕ですが(笑)


第11回
PC:ロビン:ハーフリング ドルイド6、サイザー:エラン モンク4、ジャマル:人間 ローグ2/ウィザード3(→センガ:人間 ローグ1/ウィザード3)、ルネ:人間 ウォーメイジ4、シャルロッテ・ホルスター:人間 クレリック(ハイローニアス)4(僕)
NPC:ロボ:ライディングドッグ ロビンの動物の相棒、エド・ハートマン:エラン ワイルダー3
崖の下には入り口が二つあり、その片方の先にはバーバリアン・グリムロックがおりましたが、<激怒>の切れるタイミングを付いてサイザーが屠ります
その先ではザコグリムロックとチョーカーがおり、グリムロックはサイザーが簡単にいなすものの、チョーカーに後衛を狙われます
ロビンはなんとか助かりましたが、エドの渾身のエナジー・レイもむなしくジャマルが絞め殺されてしまいました
(でもダメージ火なら使用パワーごとに+1点ダメージなので、1ゾロでも4点ダメージで殺せてたんじゃないかと後で気づきました)
新たにセンガを作り直し、先の部屋から続く登り道を登ると、切り立った崖(高さ15フィートほど)がありました
ロングスピアで攻撃されることを読みきってサイザーとシャルが一気に突撃し、サイザーがザコグリムロック3体を掃討します
別方向から来た中ボスグリムロックはシャルが受け持ち、ルネのマジックミサイルとロビンのサモンで屠りました
その後、同じ場所で6体のザコグリムロックの襲撃がありましたが、サイザーとルネの活躍で無傷で殲滅しました


第12回
PC:ロビン:ハーフリング ドルイド6、サイザー:エラン モンク5、センガ:人間 ローグ1/ウィザード3、ルネ:人間 ウォーメイジ4、シャルロッテ・ホルスター:人間 クレリック(ハイローニアス)4(僕)
NPC:ロボ:ライディングドッグ ロビンの動物の相棒、エド・ハートマン:エラン ワイルダー3
前回の部屋から3つの道があり、意図が読めない道から捜索開始すると、その先にはボスグリムロックと第3回で逃したヘクストアボスとゾンビ1体がいました(詠唱の声で敵がいることはわかってました)
サイザーとシャルでヘクストアを対応し、盆地の下にいるグリムロックボスにはウェブで足止めをします
センガ、ルネ、ロビンとボスたちの遠距離魔法が飛び交う中、ダイス目の調子を取り戻したサイザーがまずヘクストアボスを屠ります
こうなるとボスグリムロックもたこ殴りにあい、クリティカルエナジーレイ等で即死しました(隠れてたザコグリムロック3体も死亡)
ここでシナリオ終了だと思ったのも束の間、なんとエレベータの穴から未知のクリーチャー、イーボン・アスペクトが登場します
複数回攻撃、登攀強化による高機動、ダメージ減少、呪文抵抗、各種エネルギー耐性、という10HDハイスペッククリーチャーに苦戦しますが、毎ターン10点以上のダメージを与え続けたサイザーの活躍(あと地道なキュアワンド×2の回復)で乗り切りました
センガがこの戦闘で戦死したものの、今まで挑戦してきたシナリオで、初のシナリオクリアを達成した瞬間でした