あれ、かなり長い間さぼっちゃった

そんな間に、はてなの書き込みの画面がまた変わってるし(笑)


昨日、魔法薬売りのマレアを読んだ魔法薬売りのマレア 千日カゲロウ (角川スニーカー文庫)
なんでこんなのを買ったかというと、ラノベ板の妹スレでの紹介を見たからです
こんな感じの


33 名前: 27 [sage] 投稿日: 2006/05/06(土) 18:52:05
>>30
んー、世界観はファンタジーなんだけど。
マレアってのが、なんかブラコンでマゾの妹なんだよ。
大好きな兄さまにブン投げられて悦んだり、尻叩かれて悦んだり。
大好きな兄さまに叱られたいから、わざとスープを音立てて飲んだりする。


つか、作者がヤマグチノボルって時点で雰囲気がわかるんじゃないかと。




水曜日に来たとき、軽く数ページ読んだけど、本当にこんな感じだったし
ゴミのようにマレアをぶん投げて、と悦んでいたからな
ガチでマゾです、こいつ
作者も認めるぐらい


けどそんなのは本当に序盤ぐらいで(いや、終始マゾ妹はマゾっぷりを発揮してるんですがね)
中盤ぐらいから、気が付いたら兄が主人公になってた
妹は空気(笑)
なにこのテンプレ主人公、みたいな


正直、じわじわと兄が出てきてから、こいつにどれぐらい感情移入していいか迷ってた
それは最後のほうになっても同様だったよ
だって、タイトルが妹の名前だし
早く兄が主人公なんだと気づいていれば、もっと楽しめたかもしれないのに
序盤は妹視点なのに、兄視点に変わってる時点で気づくべきだったかな(でも序盤だってちらほらと兄視点はあった)
まあ、普段からそんな読み方しないからしょうがないか


そんなんで、物語が面白いかどうかは……
んー、微妙に謎解き入ってたりするんだけど、それがバレたときに楽しめるかどうか
2回目を読みたいと思う気力が沸いてこない
水曜日に読んだシノのミステリはおまけだから、この点に関して問題ない(笑)
まあ、つまらないわけじゃあないし、衝動買いにしてはあたりの部類かもね