すぐ眠くなるんですよね

今日は午後から仕事だったんですけど、気合入れて思いっきり起きる気でいたのに予定から1時間経っていました
僕はどんだけ朝が弱いんだろうか
ある種の現実逃避ですよね


んで、あるサイトで話題になっている放課後ウインド・オーケストラです
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そのあるサイトで「1巻の表紙がかわいいと思ったら間違いなく買い」と言われて手を出してみました
見事に表紙詐欺を喰らいました…
しかも、主人公がいわゆる無気力キャラで平凡がいいぜー、的なテンプレ出だしで


まず積みましたw
最終的には慣れたんですけどね
3話ぐらいから読み直したおかげで


ヒロインに一芸(吹奏楽のことをバカにされると性格が変わる)を持たせてるんですが、
だんだんとそれがおざなりになってるのがいいと思います
前面に出しても読者は引くだけですからね
ちょいちょい片鱗を出すだけで


まあそんなわけで、気に入ったので待ちに待った2巻をこの前読んだんです
あるサイトみたいにモラトリアムやらジュブナイルやら、そういう小難しいことを言うつもりはありません
でも、2巻読んで思いました
この作者は話の構成がうまいと


1話ごとに話が次へ次へとつながってるんですよね
1巻はそんな感じで引き込まれて、2巻もそういう感じです
そして、1巻ごとに流れ的には完結しているんですよね
作者はコミック化を前提に話を作っている気がします


1巻4話なんですけど、別に密度が薄いとか思うこともないんですよ
これは普通に連載慣れしてるんだなあ、と思いました
まあ有名な人らしいんですけどね


あと使えそうな設定をばらまいてるのもいいですね
使えなかったら使わなくていいんだし


それから主人公は頑張ってると思います
1巻では100%やれることやった、と先輩に言われて
でも100%でやれたことなんて少なくて
それでも2巻でも主人公は自分がやれる100%をやってます
自分の100%が他の人間と比べて大したことないとわかってても、自分ができることをやってるのです
そしてその2巻では1巻の100%の結果より、主人公の成長がみられる100%でした
同じ100%やれることをやって成長が見られる、っていうのはすごいカタルシスが得られると思います


そんなわけで1月発売されたばっかりなのに、早くも3巻が楽しみです
かなりべた褒めしてますけど、細かいところついていったら色々ありますよ
ヒロインのトランペットの力量がなんかよくわからんとか、他の1年生経験者の力量も熱意に比べて妙に低いとか
実際にやったことないんで、中学レベルと高校レベルは違うのかもしれませんけどね
曲もよく知らないし


でも正直そんなのは無視できる些事だと思いますね
そう思わせてくれるっていうのはいい作品だと思うし、そう思わせた時点で作者の勝ちですね


前回の日記と比べられるとまずいのでフォローしておきますが
まりあ†ほりっくは2巻しか読んでないけど、僕はかなり好きですよ
成長云々は別として、話の流れとか設定とかちゃーんと考えられてるなって
むしろそんな裏を読まなくとも楽しめる、と思ってます
そう思ってるからこそ、つい辛口になってしまっただけです